中国からの輸送、税関の支払い方法や注意点(第五回)



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今回は中国から輸入する時の注意点を紹介します。



中国から商品を輸入する際、一番面倒なのは関税です。

特にドロップシッピング形式(在庫を持たずに、売れたらその都度仕入れる方法)での販売を考えている方はとても注意しなければなりません。

中国から発送された商品はまず日本に到着すると、税関に送られます。
そして、荷物をランダムに開封され、高価なものと判断されたら、税を課せられて、消費税を税関に払わなければならなくなります。

税関に引っかかった場合、追跡すれば通関手続き中という表示が出たままになります。

通関審査には1次審査、2次審査とありますが、通関に1日以上かかっている場合はまず税関に引っかかったと考えて間違いありません。
(土日、祝日は遅れる場合が多いです)


税関に荷物が引っかかれば一体どうなるのか?

通常ならばまず、

1.送付先に税関に引っかかったことを知らせる手紙が届きます。
また、その際インボイスというものを要求されることがあります。

インボイスとは?
商品の購入履歴、つまり領収書のことです。例えばChinaMartで購入した商品ならば、ChinaMartに「インボイスを要求されました」という旨を伝えると、すぐにインボイスをメールで送信することで対応してくれます。(土日祝は迅速な対応は出来ないらしい。)

2.インボイスを税関に郵送またはFAXします。急いでいる場合はFAXした前後に税関に電話すると職員が迅速な対応をしてくれることが多いです。

3.商品が税関から発送されて届け先に到着します。
その際、税関でかかった税金を支払うことになります。



税関での注意点

中国にはコピー商品が多々出回っており、コピー商品を輸入してしまうと税関で止められてしまい、焼却処分されます。
私は昔、NINTENDOのマリオカートWiiハンドルが200円で売られているのを発見し、20個仕入れたところ、税関で引っかかり全て燃やされ灰になりました。20個だけで良かったと思っています。

税関でコピー商品が引っかかった場合は、通常同様、手紙が送られてきてコピー商品の疑いがあるが、異論を申し立てることが可能あるという内容が書かれています。

異論を申し立てる以外にも任意放棄を選択することも可能です。
任意放棄を選択した場合は、税関のホームページから任意放棄書を印刷して記入し、郵送で送ります。(印鑑証明があるため、原本でなければならずFAXはダメです。)
任意放棄書は「税関 任意放棄書」で検索するとトップに出てくるのでわかりやすいかと思います。

コピー商品以外にも一緒に違う商品を同封している場合、コピー商品以外の商品は焼却処分されることはありません。
ですので、急いでいるときは、早めに任意放棄書を郵送するのが賢明です。





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